浅草の鉄板焼き系すてぇき屋すきずきで食す初物〝初鰹〟
2019/03/11
「目に青葉 山ほととぎす 初がつお」
江戸中期の〝山口素堂〟という俳人が、
春から初夏にかけて江戸の人々が最も好んだものを詠んだ句
江戸っ子は初物が〝粋の証〟だと好み
何より生気がみなぎって新たな生命力が得られる
そして寿命が延びると珍重した
中でも、鰹は江戸時代極めて高価だったのにもかかわらず
江戸っ子は初夏に出回る〝初鰹〟をとても好んだ
「まな板に 小判一枚 初鰹」
と〝宝井其角〟という俳人が詠うほどだったとか
回遊魚である鰹は初夏の頃、
黒潮にのって南方から太平洋を北上する〝初鰹〟
9~10月頃、秋の水温の低下に伴って
三陸沖から南下する〝戻り鰹〟がある
〝初鰹〟は脂身が少なくあっさり
〝戻り鰹〟は餌をたっぷり食べているので脂がのっている
どちらも甲乙つけがたい
年々、旬の時期が早まっている〝初鰹〟
江戸っ子の好む初物をいち早く召し上がれ
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すてぇき屋すきずき
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